BREATH WORKS GALLERY（画像をクリックすると拡大・縮小します）
〈１〉『旭化成／RELATION』15段 新聞広告シリーズ
1980年代後半からのいわゆるバブル期、土地評価額の異常な高騰から、多額の相続税が発生したための悲劇が、新聞紙面をにぎわすという、異常な社会状況がありました。そうした当時の税制の歪みから起こった「相続問題」を、解決処理するための「RELATION」という組織活動の新聞広告を数多く出稿しました。
制作メモ■ 新聞広告として各シリーズとも、角版の一枚写真（一部イラスト）にキャッチコピー、ボディコピー、ロゴという新聞広告の王道ともいえる手法をつらぬきました。読者の負の気持ちをあおる、いわゆる「恐怖訴求」という表現方法で、いま見返してみても当時の異常な状況が思い起こされます。
どのシリーズも、新聞社主催の広告賞を数多く受賞しました。広告制作者の立場では、毎回インパクトの強い広告表現を求められたこともあり、つくりがいのある仕事でしたが、「相続問題」に直面している顧客当事者の立場に立てば、見たくもない広告だったかもしれません。
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
