究極の結露対策

2008.1.31

結露対策の結論

■家族が生活している室内は、私たちが思っているよりずっと湿気ている。それは、生活者の発する汗であり、生活で使う水が蒸発したもの。
■窓の結露を防いでも、室内の湿気はどこかに結露する。つまり結露をなくすには、室内の湿気をなくせばいい。


現在我家には、各部屋ごとに1〜2台の「除湿器」が配置されています。これこそが「究極の結露対策」なのです。もちろん電気代はバカにならないでしょう。でも除湿することで得られる、快適な生活空間はお金には換えられません。


真冬の寝室。とても寒いですね。ベッドの中もヒンヤリして、思わずアンカや電気敷毛布など使いたくなることもあります。でも、その寒さ・ヒンヤリは、すべて湿気のせいなのです。我家では毎日起床後、すぐに寝室の除湿器のスイッチを入れます。日によりますが、たいてい2日で6リットル入る容器がいっぱいになります。外気の湿度が低い日でも、室内に置かれた除湿器の湿度センサーは「赤ランプ」が点灯しています。夜、きちんと除湿された真冬の寝室は、もちろんそれなりに寒いけれど、ベッドに入ってもゾクゾクすることもなく、すぐに安眠できます。


「除湿器を導入することが、究極の結露対策」であるために、新聞や雑誌の結露対策記事では、そのことを積極的に報じることはできません。除湿器の購入を推奨することになってしまうから。最新型の除湿器は、音も静かになりましたし、除菌機能がついているものまであります。できれば「衣類乾燥」までできる、大型高性能の除湿器を導入することをお勧めします。除湿器には欠点があります。夏場、室内温度が高くなることです。これは、仕方ないことみたいです。

更新日 2020-04-26 | 作成日 2020-04-26